德・建築設計事務所

下請業者、鉄工所の杜撰な手抜き工事

設計者が梁の上を歩いて見なかったら、気付かなかった手抜き工事です、地上から見ても分かりません。
気付かずに是正させなかったら、地震時に建物に狂い(歪み)が生じ、場合によっては建物が倒壊します。
元請業者を通して、鉄工所から始末書を取りました。
マウスをスクロールさせて、下の写真と、その下の写真その又下の写真も見てください。
説明の意味が分からない処は、お問い合わせに送信してください詳しく説明します。
Eの場所、高力ボルトをインパクトレンで締め付けずに、ガスで切断したインチキ施工。全てのボルトが此の状態でした。地震時に緩んで建物に歪みがきます。
Eの場所のボルトを取り替えた状態です。全てのボルトを取り替えさせました。プレート板は現場で溶接したのか?、工場で溶接して塗装してくるべきです。
取り替えた高力ボルトを、インパクトレンチで締め付けている状況。此れで締め付けなければトルク不足のため、後でナットが緩んで建物に狂いが生じます。
インパクトレンチで締め付けた高力ボルトは、所定のトルクに達したら自動的にボルトの先端が切れる為、此のように綺麗です。最初の写真と見比べてください

Gの場所、Eの場所同様、高力ボルトをガスで切断して塗料を塗って誤魔化したインチキ施工、全てのボルトが此の状態でした。
左側の写真を横から写した写真です。ナットが締まってないのが解りますか? カメラを逆さ撮りした為に見にくいですけど、Gの文字が目印です。
設計者が全て新品のボルトに取り替えさせました。ボルトの先端は締め付けトルクに達したら自動的に切れるのです。
インパクトレンチで締め付けた高力ボルトは、所定のトルクに達したら自動的にボルトの先端が切れる為綺麗です。此のプレート板は工場で溶接したのでしょう

此れは梁のウエブ部分の高力ボルトです、インパクトレンチで締めずに、ボルトの先端をガスで切断して、塗料を塗って誤魔化したインチキ施工。
德・設計の澤見が梁の上を歩いて見なかったら気付かなかったでしょう、設計者澤見が立ち会って、全てのボルトを取り替えさせている状況です。
此れもEやGと同じく、インパクトレンチで締めずにガスで切断した状態です、全てが此の状態でしたので、鉄工所から始末書を取って是正させました。
左側の写真Bの場所の是正後です、ボルトを取り替えさせてインパクトレンチで締めた後です。左側の矢印をクリックして、取り替える前と見比べてください。
徳・建築設計事務所

〒861-1324
熊本県菊池市野間口735‐1
TEL 0968-24-0589
☎ 090-6778-5205

問い合わせはこちらから
PAGE TOP